河川構造物の長寿命化計画
■河川構造物の老朽化
河川には、堤防や護岸など構造物のほか、水門、樋門・樋管、床止めなど様々な構造物が設置されています。
河川構造物は九州地方整備局が管理するものだけで3,000箇所を超えており、すでに建設後50年を経過した施設が1割を超え、今後10年で約3割、20年で約5割を超えます。
これらの老朽化した河川構造物が十分な機能が果たせないということにならないよう、日々の点検や施設の更新・補修が重要となっています。
■長寿命化計画とは
老朽化した施設のライフサイクルコストを縮減するために、今後の点検、補修、更新方針を定めた長寿命計画を作成し、適切な維持管理を進めていく必要があります。
平成23年には「河川構造物長寿命化及び更新マスタープラン」が策定され、直轄の河川構造物について今後概ね10年間(平成23年度から32年頃まで)に長寿命化及び更新に関して取り組むべき施策の方向性がまとめられました。
■弊社の技術提供
各河川構造物の点検から長寿命化計画まで一環して行うことで、長寿命化のトータルサポートいたします。
○施設点検・健全度評価
★機械・電子設備、土木構造物調査・診断
★調査シート作成、健全度評価
○対策工法検討
★対策工法立案
★費用算出
○長寿命化計画書の作成
★河川管理施設台帳の作成
★基本方針の策定
★年度毎の実施計画
■実 績
鹿児島県 樋門:串良川,塩入川,高城川 など
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(樋門函渠内鉄筋露出)
(転落防止柵の腐食)
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