KUMONOS技術紹介
安全・正確・スピーディーなひび割れ計測器
光波測距機にクラックスケールを搭載したKUMONOSは、100m離れた壁面の0.4㎜のクラック幅を計測し、記録できる。ひび割れ調査を安全・正確・スピーディに実施可能となった
KUMONOSの機能
再現性の高さ
定位置からノンプリズムの光波測距儀にてクラックをなぞるため、クラックを忠実に再現。
2時期にわたる計測データを重ねることで経年変化が把握できます。また3次元データとして計測するため、図化が容易となります。
観測角度 5秒
観測精度 ±3+2×距離
・・・距離<200m
±5+2×距離
・・・距離≧200m
↑レンズ内に格納されたクラックスケール
視準角度補正機能
同じクラックでも、視準する角度が変わると幅が変わって見えます。
正面
下から見上げた図
高所での作業時間を短くする
目視調査を要さない概略診断では、計測は地上から計測可能。より安全な作業が可能となり、コスト縮減にもつながります。
KUMONOSにできること
床版の計測
床版など水平版を観測する場合には、水平モードで計測します。視準部にアタッチメントをとりつけることで、上部であってもストレスなく観測することが可能です。
建築物の計測
建築物などの垂直面を観測する場合には、鉛直モードで計測します。赤外線カメラを併用することで、タイルの浮きの概略診断にも利用されています。
トンネルのクラックの展開
トンネルのような丸みを帯びた対象物もアーチモードを使用することでクラックを平面展開可能です。3Dデータがソフトウェア上で自動で展開され、正確な損傷図として仕上がるのです。
資格所有者による観測の監修
(社)全国地域活性化支援機構ではKUMONOSの技術者認定試験を行っております。弊社ではこの技術者検定に合格した技術者の監修のもと、KUMONOSを運用しております。